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安藤フォークで勝負、脱スライダー宣言 阪神安藤優也投手(26)が29日、沖縄・恩納村で報道陣との懇話会を開き「脱スライダー宣言します。フォーク投手になります」と話した。あの1球が悔やまれるから…。 今だから話せる激闘秘話だ。昨年の日本シリーズ第1戦でズレータにサヨナラ打を浴びた。同点の9回2死一、二塁。打者は「あの打線の中では打たれる確率が低い」と踏んでいたズレータ。2―0から決め球の外角スライダーを2球続けた。「簡単に見逃された。振ってくるんじゃないの?」。2―2となり迷いが生じた。「フルカウントにしたくない。勝負するならインコース」。矢野のサインを嫌って内角直球を選択した。だが打球は赤星の頭上を越えていった。 「矢野さんのサインに首を振ったのは正しかったのかなあ。本当ならあそこでフォークなんですよ。フォークに自信があれば…」 あの1球の借りを返すためにフォークの完全習得を目標に掲げた。昨季のセットアッパーから今季は抑えへの昇格も期待される。困った際の新たな武器を求めた。「できることなら、あの場面に戻って、投げ直したい。もう一度、ダイエーとやりたいです」。キッパリ言い切った。【井之川昇平】 [2004/01/30 紙面から]
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