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鳥谷500スイングの猛練習!沖縄入り一夜明け即始動 打った、打った、打ちまくった! 阪神鳥谷敬内野手(22=早大)が約500スイングの猛練習で本格練習を再開した。沖縄入りから一夜明けた27日、石川市の屋内練習場で3時間の自主練習に励んだ。卒業試験の疲れも見せず、マシンやティー打撃で計500スイング。初対面の藤本敦士内野手(26)ともあいさつを交わし、遊撃バトルがスタートした。 90分間驚異のペース 卒業試験の疲れ関係なし1球、また1球。鳥谷は機械のように、バットを振り続けた。30分のティー打撃を終えると、打撃マシンに1時間向き合った。約3時間の練習の半分をバッティングに割いた。合計すると、約500スイング。1分平均5スイング以上の驚異のペースで振り抜いた。 「止めるタイミングがよく分からなかった(笑い)。感触を確かめたかったんで」。 6日の自主トレ開始日には、7時間も練習した男だ。ケロリとした表情で振り返った。 500スイングの数字に黄金ルーキーのきらめきが見える。鳥谷は前日26日に卒業試験を終えて、夜に沖縄に入った。4日間の試験期間では、ダッシュ系の練習が中心であまりバットを持つことができなかった。しかも沖縄とは言え、この日は雨が降り、肌寒かった。 「最初はうまくいかなかったが、最後の方は自分の形ができましたね」。 不十分な状況での、徹底した打ち込み。並みの新人ではできない。 鳥谷は量も質も求める。ティー打撃の途中で、続木トレーニングコーチに意見を求めた。 「大学では打席の前に…」。 打席での質問だ。ネクストサークルで打者は重いマスコットバットで素振りしてから、打席に向かう。試合用バットが軽く感じ、スイングスピードが上がる気分になるからだ。しかし鳥谷は微妙な感覚の違いが生じることを恐れた。だから試合中にマスコットバットは使わなかった。それは果たして正しいのか。プロの意見を仰いだのだった。 「いろいろな意見を聞いて、吸収していきたい」。 早大で輝かしい実績を残しても、向上心に陰りはない。 この日は遊撃手を争う藤本と初めて対面した。岡田監督は同じ組で常に練習させる競争プランを打ち出した。この対決の構図はキャンプ最大の注目点だ。 「自分の力を出して、通用しなければ、守れない。何とか割り込めるようにしたい」。 厳しい戦いを勝ち抜かなければ、開幕スタメンは果たせない。だからこその猛烈デモ。黄金ルーキーは2・1キャンプインに、エンジン全開で突入する。【田口真一郎】 [2004/01/28 紙面から]
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