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仙さん、タンパリング問題に苦言「渡辺さんも機構もメディアも悪い」

 監督辞めても、ルール違反は許せん! 阪神監督を勇退した星野仙一氏(56)が2日、大阪市内で退任後初めて球界に苦言を呈した。題材は、巨人渡辺恒雄オーナー(77)が近鉄ローズに関して「欲しいね」と発言して近鉄側が反発した「ローズ・タンパリング」問題。巨人フロント陣とそれをとがめられない機構、さらには報じるメディアも非難した。

 「ルールがあってなきがごとしだからな。渡辺さんも悪いが、それに何も言わないコミッショナー、連盟も悪い。ガンガン調査してやってくれないと、他球団が迷惑するんだ」。

 第3者的立場と放っておけない。巨人なら何をしてもいいのか。ユニホームを着ていたころと同じように、球界にはびこる悪しき伝統に異を唱えた。矛先は、報道陣にも向いた。

 「ルールというなら、ローズのことを(渡辺オーナーに)聞いた記者もいかん。そんな質問自体がルール違反だ。聞いておいて、後でタンパリングだと報じるのなら、その新聞社がタンパリングだ」。

 球団フロントに入り、肩書がオーナー付きシニア・ディレクターとなった前日1日には「タイガースだけじゃなく野球界のために発言していきたい」と話していた。心穏やかに過ごしたい時期であっても、曲がったことは無視できない。さっそくの“SD初仕事”で問題提起した。【町田達彦】


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