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岡田監督が複数ポジション指令…今岡三塁、藤本二塁 阪神岡田彰布監督(45)が2日、甲子園球場内で、就任後初めての全員ミーティングを行い、内野手に複数ポジションの課題を命じた。今岡誠内野手(29)にサードを、藤本敦士内野手(26)にセカンドの練習を課す。早大鳥谷敬内野手(22)がこの日プロ入りを表明。大学の後輩である大物ルーキーには遊撃レギュラーの保証を与えなかったものの、将来をにらんだ内野布陣を描き、常勝軍団を築き上げていく。 鳥谷シフト!?「練習しとけ」岡田新政権を始動させる倉敷秋季キャンプ。そのメンバーにレギュラーで唯一、藤本を組み入れた。 「セカンドもできるようにと考えている。藤本の(キャンプ参加)はそういう意味でもある」 甲子園のロッカーで就任後初めてチーム全員とのミーティング。「星野野球を継続して、そのうえで若さを出して、個々にレベルアップをしよう」。そう呼びかけた岡田監督は、内野手の複数ポジション制を提唱した。最大の目的は危機管理。「何かがあった時にみんながカバーできるように、最低2つのポジションを」。対象は、2年連続で二塁手のベストナインを獲得した今岡にも向けられた。 「今岡もサードと両方ができれば。コンバートはしないけど、守れる準備はしとかないとな」 この複数ポジションを導入するもう一つの理由には、大物ルーキーの存在もある。 早大の後輩鳥谷がこの日、プロ入りを表明した。自由獲得枠での阪神入りは決定的。岡田監督の残した東京6大学歴代5位の通算117安打にも2本差と迫った鳥谷のプレーを、この日はテレビで観戦した。だが「まず、実際に見てみんとあかんね。どれぐらいの力なのか」と遊撃レギュラーを保証しなかった。「藤本? そりゃ、ショートや。3割も打ったんやから」。現時点での構想はあくまで藤本が正遊撃手だ。 だが「長期の考え方やからね」と複数ポジションの将来的意図を示した。鳥谷に遊撃を任すことができれば、藤本を二塁。さらに、今岡を三塁へ。これが岡田監督の描いた未来予想図だ。もちろん鳥谷を即戦力と判断すれば、この岡田プランは就任1年目から実現する可能性もある。 奇しくもオリックス時代の監督、仰木彬氏から「土台作りに大適任」というお墨付きをもらった。この言葉に岡田監督は神妙にうなづいた。連覇と日本シリーズでのリベンジを目標に置きながら、常勝軍団作りのための下準備も進行させる。【井之川昇平】
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