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岡田監督が築く黄金時代 「岡田阪神」が誕生する。勇退する阪神星野監督の後継者に岡田彰布守備走塁コーチ(45)が昇格することが16日、分かった。岡田コーチは現役時代、スター選手として85年の優勝に貢献。指導者としても99年から4年間、阪神の2軍監督を務め2度のファーム選手権優勝を果たすなど、監督しての下地を作ってきた。阪神では98年の吉田義男氏(日刊スポーツ客員評論家)以来の生え抜き監督。常勝軍団作りは新たな世代に託される。 45歳 98年吉田氏以来の生え抜き監督星野監督の夢は、岡田コーチが引き継ぐ。阪神を18年ぶりの優勝に導いた闘将は、次の目標として毎年優勝争いに絡む「常勝軍団」作りを掲げていた。その果たせなかった目標が、45歳と若い岡田コーチに託されることになった。 岡田コーチは99年から4年間、阪神の2軍監督(99年は打撃コーチ兼任)を務めた。昨年は2度目のファーム選手権優勝を達成。その後、星野監督から今季の守備走塁コーチ就任の要請を受けた。 星野監督は就任時、久万俊二郎オーナー(82=電鉄本社会長)から「岡田を将来の監督として育ててほしい」と依頼を受けた。岡田コーチに今年、三塁ベースコーチを任せたのも、その狙いがあった。「あそこに立って見ると、野球がよく分かる」と星野監督は話していた。岡田コーチも、その意向を受けて帝王学を吸収。しっかりと下地を作った上で、阪神の第30代監督に就任する。 現役時代から、華やかなスポットライトを浴びた。早大からドラフト1位で入団。ルーキーイヤーの80年には打率2割9分、18本塁打で新人王に輝いた。そして85年。バース、掛布に続く5番打者として、最強のクリーンアップを形成。日本一に貢献した。 95年にオリックスで引退後、1度もユニホームを脱がず現場に携わってきた。阪神の2軍監督では、浜中のセンスを見抜き「将来的に4番を打つ資質がある」と、ファームで4番に使い続けた。人材を見抜く目に加え、野球に対する知識、分析力は関係者から高い評価を得ている。 星野監督は巨人原監督の辞任、中日落合新監督の就任に際し「若い世代が野球界を盛り上げて、おもしろくしてほしい」と声を強めて訴えていた。後継者は、その理念にあてはまる。星野監督が築いた基礎に、岡田新監督が力強い柱を打ち立てていく。
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