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ダイエー打線では井口に要注意/吉田義男の目

 ―ダイエーの抑え篠原がオリックス谷にサヨナラ本塁打を浴びた。4時間48分と長い試合でしたが、島野ヘッドら阪神偵察隊は6回終了で早々と球場を後にした。最後に見どころがあったのに…。

 吉田義男氏(日刊スポーツ客員評論家) まぁ細かいデータを分析するのは、もっと先ですよ。  ―松中、城島らを警戒するのは当然。この試合では、3盗塁を決めた井口にピクッとしました。

 吉田氏 阪神も「井口には要注意」を確認したはずです。ダイエーの得点のキーはここですよ。  ―どういう視点で? 

 吉田氏 僕の見どころは阪神今岡と、ダイエー井口なんです。2人はアトランタ五輪で二遊間を組んだ間柄ですからね。シリーズでも話題として比較されますわな。タイプは違います。井口には、今岡よりも長打力に加えて脚力があります。でも守備力では今岡が上ですわ。

 ―シリーズでは、この2人がどうチームの勝利に絡みますかね。

 吉田氏 二遊間コンビは阪神が「今岡―藤本」、ダイエーが「井口―鳥越」でしょ。このコンビでいくつゲッツーを取り合うでしょうか。確かに、ダイエー打線は、阪神にとっては脅威ですわ。だからこそなんです。1死一塁でショートゴロを打ったとするでしょ。阪神は、絶対にちょっとのミスで打者走者を残したらあきませんで。ダイエー打線に付け込まれます。完全に芽を摘んでおかないと、命取りになります。

 【聞き手=運動エディター寺尾博和】


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