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6日 イニング経過

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Vマジック    


◇6日◇甲子園
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
横 浜
阪 神
【横】山田、(勝)田崎、河原、福盛、加藤、デニー、(S)ギャラード―中村
【神】(敗)杉山、吉野、金沢―矢野、野口
【本】村田17号(7回、ソロ=吉野)、佐伯11号(8回、ソロ=金沢)


 【9回】金沢は先頭の石井に右前打を打たれ、1死後に二盗を許す。中村の右前タイムリーで、3点差とされた。
 阪神はその裏、抑えのギャラードに抑えられた。広島が勝ったため、マジックは6のまま変わらず。最短の優勝決定は、10日のヤクルト戦(神宮)となった。

 【8回】阪神は3番手の金沢が登板。ここで先頭の代打・佐伯が右翼へ一発を放ちリードを広げられた。
 ようやくその裏、阪神が反撃に移る。6人目のデニーを攻め、無死一、二塁から片岡が右翼線に二塁打を放ち赤星を迎え入れる。さらに桧山の二塁ゴロの間にもう1点。逆転の可能性を残し、最終回に突入した。

 【7回】横浜先頭の村田の打球は、左翼へ上がったフライ。フェンスに当たって跳ね返ったようにも見えたが、判定は本塁打となった。騒然とした雰囲気の中、星野監督はじめ阪神の選手は抗議に走ったが、判定は覆らず。痛い追加点を許した。
 阪神は2死一塁から、吉野に代わって広沢が大きな拍手に迎えられ登場。左前へ痛烈なライナーで運び、興味をつなぐ。が、沖原が倒れ得点には至らなかった。

 【6回】杉山は、山田の代打・小川にスライダーを中前に打たれ先頭打者を出す。1死後、内川の二塁打で二、三塁。ここで吉野にマウンドを譲る。2度目の登板で試合を作ったルーキーに、ファンは大きな拍手を送った。吉野は今季ここまで抑え込んでいる鈴木尚を120キロ台の球で追い込んだが、右前に転がされ逆転を許した。さらに代打の多村にも三塁線へ二塁打を放たれ、2点のリードを許した。杉山のプロ初勝利は、次回に持ち越しとなった。
 代わった左腕・河原に、金本、片岡が連続三振。さらにリリーフした福森にアリアスも三振とクリーンアップがかわされ、阪神は3者凡退。

 【5回】杉山は大きなカーブを有効に使い、横浜打線をほんろう。先頭の石井、続く村田を三振。中村を右飛に仕留め、プロ初勝利の権利を手中にする。
 その裏、阪神も3人で攻撃を終えた。なかなか追加点を奪うことができない。

 【4回】杉山がついに安打を許した。先頭の金城に三塁の左を割られた。さらに内川にも中前に運ばれる。佐藤コーチがマウンドに行き、ひと呼吸置く。鈴木尚の右中間へ大きな飛球を、赤星が好捕し再び場内が沸く。ウッズの遊ゴロの送球を受けた沖原が併殺を狙い一塁へ送球したが、これが内川の手に当たり大きくそれる。星野監督は守備妨害を主張し、激しい抗議を行ったが認められず1点を返される。監督の闘志を目の当たりにした杉山は、続く古木を三振に。マウンドで雄叫びをあげた。
 阪神先頭の桧山が倒れたところで、横浜先発の山田が足を痛め降板。緊急登板となった2番手の田崎に、矢野、藤本が抑えられた。

 【3回】杉山は3イニング目も落ち着いた投球を見せる。下位打線を3人でぴしゃりと抑え、依然としてノーヒットピッチングは継続中だ。その裏、阪神は1死後金本、片岡が連続して四球を選んだ。キング争い参戦のアリアスにスタンドは沸いたが、遊ゴロ併殺に倒れた。

 【2回】2イニング目の杉山は、先頭のウッズを歩かせる。が、あわてず騒がず横浜打線に対する。古木を抑え、そして二盗を試みたウッズは失敗。そして石井を左飛に討ち取り、安定感を示した。その裏、阪神は3者凡退。

 【1回】雪辱を期してのマウンドで、杉山が素晴らしい立ち上がりを見せた。先頭の金城を空振り三振、内川を左飛、そして鈴木尚も空振り三振。ルーキーとは思えぬ落ち着いたマウンドさばきに、ふたくさんのファンで埋まったスタンドがドッと来る。初登板となった8月20日の中日戦(大阪ドーム)では、4回 1/3 を5失点で初黒星の洗礼を浴びた。そこからフォームの矯正に取り組み、迎えたこのマウンドだ。優勝へのホームストレッチに入ったチームに、新人が頼もしさを増して戻ってきた。
 その裏の攻撃で、赤星が援護すべく走った。1死後に内野安打で出塁し、すかさず二盗。金本が四球でつなぎ、片岡が左前へ先制タイムリー。さらにアリアスも左前へ運び、2点目を挙げた。前日5日の矢野のサヨナラ本塁打の余韻を感じさせる、鮮やかな先制劇だった。


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