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バルデス紅白戦「不可」 スロー調整が続く阪神マーク・バルデス投手(30=ブレーブス)に10日、佐藤義則投手コーチ(47)が不快感を示した。すでに安芸キャンプも10日を消化。しかし、いったんビザ取得でチームを離れたとはいえ、バルデスのブルペン入りはわずか2回だけ。新守護神として期待される助っ人の実力はいまだ不透明。期待が大きいだけに、真価発揮の時期が待たれる。 スロー調整に佐藤コーチ“ムカッ”佐藤投手コーチの表情には、明らかに不快感が募っていた。「紅白戦(登板)は無理じゃないの。実戦はオープン戦からだろう。今のデキを見たら、とんでもない」。ほこ先は新助っ人バルデス。至ってマイペースでスロー調整を続けるストッパー候補に、今キャンプ中の実戦登板は難しいという判断が下された。 第3クール2日目。ランチタイムにはすでにバルデスの姿はなかった。午前中、投手・野手合同のサインプレー練習に参加したバルデスは、そのまま宿舎へと引き揚げた。ビザ取得のため7日にいったん安芸を離れグアムへ。前日(9日)に再来日したばかりで、疲れは当然あった。が、僚友カーライル、ムーアより3時間以上も“早退”。依然、その実力は謎だ。 キャンプ初日の1日にブルペンに入り、いきなり意欲は見せた。しかし、2度目は第2クール初日の5日。以降、3度目の投球はまだない。「2週間で2回しかブルペンに入ってない。しかも30球ずつの合計60球だろ。そんなんじゃ、わからないよ」。佐藤コーチは困惑する。全力投球はおろか、球種や球筋もまともに披露していない。「(米で自主トレを)やってきたって言ってたけど、俺にはわからないな」と眉間にしわを寄せた。 当の本人バルデスは「実戦登板? いつごろになるかまだわからない」とマイペース。ただ、超スロー調整ながら昨季7勝を挙げたカーライルの例もあり、“星野ルート”で獲得したバルデスも、期待がゼロなわけではない。「やってもらわないと困る」からこそ、早くその真価を見たい。新守護神の本領発揮が待たれる。
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