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星野ネバサレ野球2年目の結実へ | ||||
メニューにお好み焼きも…ビックリ充実の食バラエティーに富んだ献立
世界的な映画監督だった故黒沢明氏は、スタッフにいい仕事をしてもらうために、最も気をつかったのが食事だったそうだ。ロケ先でも常に豪華で気配りの弁当を用意。これでスタッフも余計にヤル気を出した、と聞いたことがある。 食い物の恨みは恐ろしい、など食に関する言い伝えは多い。それほど食事は仕事と密接な関係にある。そこで宜野座キャンプ最後の休日、阪神の食事に関し、内部事情を取材してみた。 ホテルが用意するのは朝、夕食。ともにバイキング形式になっている。休日のみ選手と首脳陣は同じところで食べ、それ以外は場所が別々になっている。初めての沖縄キャンプだけに、その献立にも球団、そしてホテル側も注意を払っている。「いろいろなメニューを考えてもらい、感謝している。沖縄の郷土料理ばかりではなく、バラエティーに富んだ献立です。食材も厳選していますよ」とは上田管理部長。その言葉通り、例えばお米にしても、沖縄の米でなく、慣れ親しんだこしひかりをホテルに送り込んでいるほどだ。 ムーンビーチの料飲部・山田義朗次長の説明によると「夕食バイキングの場合、おかずは常に13種類ほど、用意しています。中には琉球料理もありますが、ほとんどはカロリー計算をしながら、普段口にしているような味付けになっています」とか。 選手の方からリクエストもたまにあり、できる限りこたえるようにしているようで、傑作なのはオマリーコーチ。「お好み焼きはできませんか」。ナニワの味を求めた外国人コーチの要望にこたえ、先日、急きょ、お好み焼きがメニューに入り、すごい人気だったそうだ。 ちなみに気になる料金の方だが、朝食バイキングは1500円、夕食は4000円と、さすがの豪華版。我々トラ番が沖縄にきてハンバーガーを食べているのとは雲泥の差。なんともうらやまし限りだ。 今季はコーチ、選手を含め、他球団からの移籍組が多い。そのほとんどが阪神の食に関する待遇のよさに驚いている。充実のキャンプを送る裏に、こんな秘密があった。トラ番もたまにはステーキでも食べて、もうひと踏ん張りしますか。でも、キャンプから9日、財布はかなり寒くなってきたんですよね。 【内匠宏幸 編集委員】
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2003年2月9日付紙面掲載
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