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星野ネバサレ野球2年目の結実へ | ||||
4年前Vの中日より「戦力的には上」星野阪神2年目のVへ、待ったなしの時を迎えた。29日、キャンプ地沖縄に、星野監督以下コーチ陣が入った。正式な春季キャンプは2月1日がスタートとなるが、この日が事実上のキャンプイン。オフの大補強で優勝への期待が高まる中、日刊スポーツでは「阪神、今年は優勝や」と題し、沖縄から安芸へと続くキャンプの真実を追い、同時進行でチームの動きに迫る。
駒そろった…仙さんのお手並み拝見大寒波襲来。それを避けるように沖縄に飛んだ。那覇空港には昼すぎに到着。1便あとに着く星野監督以下コーチ陣をホテル「ムーンビーチ」で待つことにした。乗ったタクシーは珍しく女性ドライバー。その彼女が「取材で来たんですか。まさか阪神が沖縄でキャンプなんて、ね。星野さんが帰ってきてくれてよかった」としゃべりかけてきた。 沖縄イコール中日、そして星野仙一。彼女に代表されるように、星野阪神が沖縄でキャンプを張るなんてことを期待した人はいなかった。ところがまさかのまさか。阪神歓迎ムードは聞いていた以上にスゴかった。 キャンプ基地のホテルは中日時代、星野監督が11年間、利用してきた。このホテルに寝泊まりし、鍛え上げて優勝もした。思い出深いホテルなのだが、ホテル側も粋な計らいで星野監督を迎えた。それが「監督部屋」で中日時代と同じ部屋を用意していた。いわゆるスイートルームで広さは25坪。マイホームの敷地くらいありそうなゆったりスペース(広すぎるのとちがうの)で、以前は畳部屋もあったが、今年、すべて洋間に改装。気になる宿泊代は、普通1泊15万円。ゴージャスそのものである。 そこに到着した星野監督。懐かしそうにしながら、中日時代の思い出を話を始めた。3年前の中日キャンプ、第1クールが終わった時点で、あるインタビューにこう答えたそうだ。「今年、もし優勝できなかったら? 責任を取ってやめるよ」。自信があったから言った。キャンプからそのムードが出ていたと言うのだ。 「じゃ、今年は? 」トラ番キャップ高原が追い討ちをかけると、星野監督はニヤッとして「戦力的には今年の方が上」と言い切った。金本も獲った。伊良部もきた。外国人選手の補強もあり、トレードで活性化も果たした。肉付きのいいチームになったのは間違いない。ただ、その戦力が額面通りに機能するか。問題はここだ。 だからこそキャンプが重要なのだ。日刊スポーツは高原キャップ以下、実藤、町田、井ノ川、田口、益子の6記者が常駐し、総力取材でトラのキャンプを追う。果たしてV可能なチームになったのか? 【内匠宏幸 編集委員】 |
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2003年1月30日付紙面掲載
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