虎戦士リレートーク

引退する坊西のためにも頑張る

  八木裕が語る 「私とダイエー」編 

 いよいよダイエーとの決戦になるが、グラウンドで再会できなかった後輩がいる。ダイエーの控え捕手で、代打の切り札としても活躍していた坊西浩嗣が、シーズン後に現役引退を発表してしまった。

 坊西とは岡山県玉野市の同じ中学校の出身なんだ。地元のスポーツ少年団(胸上少年団)も同じ。年齢は向こうが3歳下だからチームはすれ違いだったのだけど、ボクの代も彼の世代も野球は強かったんだ。

 その後、彼も社会人を経てダイエイーに入団してね。リーグが違って接点はあまりなかったのだけど、同郷のプロ選手として気になっていた。ここ最近は代打でいい仕事をしていたしね。その意味でも刺激になる存在だった。オフには地元で会うこともあったし、野球教室を2回ほど一緒に開いて後輩になる少年たちを教えたこともある。

 ボクよりもまだ若い選手がプロを辞めていく、それも「体力の限界」という理由だと聞いたときは、さみしい気持ちになったよ。シリーズでの対戦を楽しみにしてはいたんだけど、こればかりは仕方がない。ボクは今、自分ができるプレーを精一杯やろうと思うよ。(内野手)



2003年10月18日付紙面掲載


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