虎戦士リレートーク

6度出場、一番印象深いのは85年

  吉竹春樹が語る 「私と日本シリーズ」編 

 日本シリーズは独特の緊張感がありますよね。秋に入っても2球団しか味わえないでしょ。そりゃ喜びがありますよ。僕は阪神で1度、西武で5度、日本シリーズに出てるんですよ。

 1番印象に残っているのは、プロ5年目に味わった85年の阪神の日本一ですね。やっぱり初めてのシリーズだったしね。東尾さん、松沼兄弟など、いい投手がそろっていた西武との対戦でした。甲子園の雰囲気はすごかったですよ。スタンドはほとんど阪神ファン。西武ファンは少ししかいなかった。僕自身、スタメンで出た試合もありました(1、2、4戦目)。でも、あまり打てなくて、チームに貢献できなかった。それが悔しかったですね。いい当たりの打球もあったんですけどね。それでも勝って日本一になったことはうれしかったです。

 何度もシリーズに出たことはとても貴重な経験ですね。シーズンでの自分のプレーにも生かしましたよ。ピンチになったとき、シリーズのことを考えるんです。「あの独特な緊張感を思えば(今のピンチは)対したことないぞ」って、自分に言い聞かせるんです。そしたらリラックスして臨めて、いいプレーにつながったりしましたね。(2軍守備走塁コーチ)



2003年10月10日付紙面掲載


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